会社や組織の中で、自ら手を挙げて自分の考えを提案できる人は少数派かもしれません。
良いアイデアや良い改善点などを思いついても黙っている人がほとんどです。
それどころか、「これマズイんじゃないか?」っていうことに気づいても黙ってます。
それはなぜか?
簡単に言うと「じゃあお前がやれよ」って言われるから。
読書の皆さんもそんな経験ってありませんか?
でもこれって組織にとってかなり深刻な状況です。
気づいていても見ぬふり。
これが重なれば重大なトラブルに発展しかねません。
建設の世界でもこういうことはたまに起こります。
施工ミスによる工事やり直しなんていうニュースもたまに建設業界を騒がせますが、明日は我が身。
知らないふりの連鎖がとんでもない事故やミスにつながるのです。
日本人の性質として、あまり自分の意見を言わないというのがあります。
どうかすると、頑張る人を応援するどころか「カッコつけやがって」みたいなことを言って妬む人もいる。
そうするとますます手を挙げ辛い。
そこで、私がオススメするのは
【ブレインストーミング】です。
ブレインストーミングとは、3人〜5人程度が集まって、テーマを決めて、たくさん意見を出し合うというもの。
ただしルールがあります。
それは
「絶対否定しない」
「発言に責任を持たせない」
「お酒NG」
ということ。
とにかくアイデアや意見を数多く出して、ホワイトボードや付箋を使って書き出します。
そうすると意外と堰を切ったように意見が出ます。
ジュースやお菓子を囲んで、とにかくアイデアや意見を出しまくる。
ストレス発散にもなりますし、あの人こんなこと思ってたんだという発見があったりします。
意外と飲みニケーションよりも、シラフなので良い意見に出会えて面白いと思います。
ブレインストーミング略して【ブレスト】
知ってる人も多いかもしれませんが、ぜひ現場で実践してみてはいかがでしょうか?