建設業界では多くの外国人労働者が働いています。
読者の皆さんの周りにもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな外国人労働者を雇い入れをすると、まず引っかかるのがこの「ミスを認めない」問題です。
これはどの国であってもほぼ同じです。
なぜこうなるのかというと、ミスを認めると「クビ」になると思っているからです。
日本は基本的に「無期雇用」が当たり前の国です。
なので、ちょっとミスしたくらいでは、そう簡単にクビになることはありません。
逆にそれでクビにしらた、不当解雇だ!と労働者から訴えられかねません。
でも海外は違うのです。
実は日本以外の国の雇用は、ほとんどが「有期雇用」です。
なので、ミスがきっかけで契約更新されないということが、よく起こります。
また、日本のように労働者保護という考え方があまり浸透してないので、簡単にクビになります。
なので、ミスを認めたくないのです。
もし、無期雇用やそれに近い状態で外国人労働者を雇用しているのであれば、それをちゃんと
その人に伝えてあげるべきです。
「ミスをしても簡単にクビにはしないから安心してくれ」
この実はこの一言が大事です。
また、日本の悪い習慣の一つですが、みんなの前で叱りつける行為。
外国人労働者はこれをすごく嫌がります。
皆んなのさらし者にされることはプライドが許さないのです。
これもミスを認めない原因の一つです。
なので、注意しないといけないことや叱責しないといけない時は、別の場所に個別に呼んで、
誰も見てないところで、行う必要があります。
これは最近は日本人でも同じですので、特に気を付けたいところです。
特に建設業界では人材不足解消のため、外国人労働者が働く環境が広がっていくと思います。
外国人労働者が一緒に働くことが当たり前になっていくと思いますので、最低限、このくらいは
気をつけて行動したほうが良いと思います。