横断歩道で信号が「赤」だったら渡らない
というのは常識ですよね。
でも、どう見ても車が来る様子もないとしたらどうですか?
実は日本人のほとんどの人は「青」になるのを待ってから渡ります。
当然と言えば当然なのですが、外国人からすると変だと感じるようです。
ですが、道路横断中の事故のうち横断歩道上で起きた人身事故の割合は海外と日本で比べると、
アメリカ12.5%、カナダ13.5%、日本33.3%なのです。※2017年現在
原因はいろいろ考えられます。
ですが、ここで考えたいのは、「信号を過信しすぎていないか?」ということです。
きちんとしたデータではありませんが、日本人は信号を守るのが当たり前ということで、
横断歩道を渡る時に左右を確認せずに渡るケースが多く見受けられます。
中には、法律的には歩行者優先なのだからと、言わんばかりに車が来ても無理やり渡るケースも。
ですが、車は急には止まれません。
結果、事故につながるというわけです。
これは建設現場でも同じです。
危険箇所などを現場内で規制やルールを敷くことで安全対策を行うことも大事ですが、
その規制やルールに安心して、油断したがために起こる事故もあります。
規制やルールに安心せず、日頃から現場にいる一人一人が安全意識を持ち、
広い視野で現場に注意をすることはとても大事なことだと思います。
今日もご安全に!