建設現場の朝と言えば、「ラジオ体操」というところも多いのではないでしょうか?
さて、そんなラジオ体操ですが、何のためにやってるかご存知ですか?
理由はいくつかありますが、一番の理由は「安全のため」です。
実は朝は体が目覚めきっていないためか、注意意識が低いためか、始業直後に転倒したり、身体をぶつけたりなど、事故を起こしやすいというデータがあります。
そういう事故を少しでも減らすためにも、ラジオ体操をすることで、身体と頭を目覚めさせようというわけです。
ちなみに筆者はデスクワーク中心で、職場でラジオ体操をする機会が少ないのですが、先日、改めてラジオ体操を真剣にやってみたところ、結構息が上がってしまいました・・・。
実はラジオ体操は究極の健康法とも言われており、体を伸ばしたり、曲げたり、ねじったり、筋肉をまんべんなく動かすことができる様々な動作が取り入れられています。
なので、意外と運動量もあります。
運動量の比較では、
ラジオ体操第1が、ゆっくり階段を昇ったり、自転車で通勤するのと同じ程度の運動量。
ラジオ体操第2が、テニスや水中歩行をするのと同程度の運動量と言われています。
なので、意外と運動量はあるのです。
実はラジオ体操は第1が2分30秒程度、第2が3分程度なのですが、実は15分連続でやると1日の運動量に匹敵するとも言われています。
なので、案外、ダイエット効果も高いのです。
また、自重の筋トレ効果や心肺機能強化にもつながります。
ラジオ体操は真剣にやると意外と万能な運動プログラムなのです。
なんとなく建設現場でやってるラジオ体操ですが、安全のためだけではなく、身体にも非常に良いものなので、めんどくさいなどと思わずに、真剣にやってみてはいかがかと思います。
そして運動不足の筆者もラジオ体操をやろうと密かに思っています。