日々、目の前の仕事に追われ、忙しい毎日を送るビジネスパーソンの方々は多いと思います。
建設業も以前に比べれば、労務管理が行き届き、残業量なども減ってはきたものの、やっぱり忙しい。
そうやって、忙しい毎日を過ごしていると、自分の仕事の意義や、面白さ、楽しさという部分を忘れがちになりませんか?
入社した時は、仕事に対する楽しさや、やり甲斐などを自分になりに感じていたはずなのに、忙しさにかまけている間に、仕事するために仕事するみたいな、よくわからない状態になってしまったなんて人。
これを読んでいる方にもいるかもしれません。
でも、これをそのまま続けていくと、仕事に対する意欲ややり甲斐みたいなものが段々と薄れていって、最後には仕事に対して嫌悪感すら生まれるようになってくることもあるそうです。
そんな時の対策としての一つの方法に「キャリアブレイク」という手法があります。
キャリアブレイクとは今取り組んでいる仕事を一定期間離れて、自らのキャリアを見つめ直す期間のことを指しますが、これまで築いてきたキャリアを振り返ることで、今後どのような人生を歩んでいくのかをじっくりと考え、キャリアを再構築していくための準備期間のようなものです。
欧米では、ワークライフバランスを実現するための取り組みとして浸透していますが、日本ではまだまだ聞き馴染みのない取り組みかと思います。
本場の欧米では1ヶ月以上の長期休暇制度などを利用し、スキルアップや学び直しの時間にしたり、リフレッシュをして、心身を整えたりするのが一般的。
日本では、有給休暇などが以前よりは取りやすくなったとは言え、長期休暇などは、なかなか取れないのが現状ですが、やはり、今の仕事から完全に頭を切り離す時間の必要性は感じます。
実は日本でもキャリアブレイクを行っている人もいますが、一旦退職して自分で強制的にキャリアブレイクの時間を作るというケースがほとんど。
これだとなかなかキャリアブレイクを行うことは難しいのですが、実はこれが可能な働き方があります。
それが、「派遣」です。
実は、アクトエンジニアリングにも、夏季は施工管理技術者として働いて、冬季はスキー指導員という方がいたり、逆に冬季は施工管理者として働いて、夏季はキャンプ場経営をしているなんて方もいました。
これをキャリアブレイクと言うかは難しいところですが、働き方を自由に変化させることができるのも、派遣の良さ。
派遣と言うと非正規などのイメージが先行しがちですが、派遣会社に守られた中で働くことができ、フリーランスよりも社会保障制度がしっかり担保されています。
自分の働き方を見直し、自分の仕事を見つめ直す「キャリアブレイク」の一環として、「派遣」を利用するのも一つの手かもしれません。