コラム

2025.12.16

【Case 5|70代男性】 安全管理のプロフェッショナル。「人命尊重」を第一に、現場と共に問題解決を目指す

建設業とひと口に言っても、業務内容や働き方、キャリア形成は実にさまざま。このインタビュー連載では、建設業で自分らしく働く方々にお話を伺っていく。

★PROFILE70代・男性。建設業界で32〜33年間従事。現在は、防火管理教育や現場パトロールを中心に、安全管理指導を担当。

●現在の業務について教えてください。

建設業界で、約32〜33年間勤務してきました。現在は安全管理を中心に担当しており、とくに防火管理教育や現場パトロールを通じて、工事担当者や職長、作業員に安全ルールを守ってもらう指導を行っています。

●お仕事の魅力や難しさについて教えてください。

これまでの自分の経験を活かして、教育資料を作成し、指導できることにやりがいを感じています。

一方で難しさは、施工優先の現場でルールを学ぶ意欲が低い場合に、どう伝えるか悩むことです。職長や作業員に安全の重要性を理解してもらうことが、日々の課題です。

●これまでの仕事を通して、身についたスキルはありますか?

「人命尊重」の姿勢です。心身に無理をさせない管理指導や、相手の話をよく聞く姿勢など、人と向き合うスキルが身につきました。

●今後の目標について、教えてください。

現場で発生する問題は、工事担当者や作業員、上司と協力して解決策を見つけること。さまざまな関係者と連携しながら、現場全体の安全をさらに高めていきたいです。

●最後に、建設業の魅力は何だと思いますか?

建物づくりに直接関われることです。自分の経験や知識で現場を支え、完成まで携われることは、この仕事ならではの喜びだと思います。

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