周りにこんな人いませんか?
「わー!どうしよう!やっちゃった!」と恥ずかしげもなく言える人。
実はこれが【巻き込み力】というもの。
こういうことができる人は巻き込み力強めの人の代表格です。
でもこれって大事なことで、何か悪いことがあったらとりあえず騒ぐ人には、案外みんな心配して助けにきてくれます。
それはすなわち素早いリカバリーへと昇華されていきます。
これとは逆に悪いことがあっても静かにしてると誰も助けてくれません。
しかもそのままにしておくと状況はもっと酷くなります。
人は言葉や態度で示さないとたとえ親でもわかってくれないものなのです。
この巻き込み力というのは、一朝一夕にできるものではありません。
日頃から職場や仲間としっかりコミュニケーションを取っていることが重要です。
とは言え、どんなコミュニケーション方法でもいいのか?というとちょっとした工夫が必要です。
その方法とは自分の「弱み」を少しさらけ出すことです。
誰しもカッコイイ自分でありたいものですが、実はカッコイイ人は頼られこそすれど、頼る時にはそれが心理的ハードルになって、
助けを呼べません。
周りを見ても少し弱みがある人の方が親しみもあるし、頼られても不思議に思うこともないように思いませんか?
自分の弱い部分を出すのはカッコ悪い様に思いますが、実は人とのコミュニケーションを円滑に進めていくには重要なことなのです。
なかなかできない人は、職場の人に悩みを打ち明けることでも良いですし、お酒の力を借りて言ってみることも良いと思います。
このコラムをお読みの方は建設業の関係者の方々が多いと思いますが、施工管理の方は職人さんたちとのコミュニケーションがなくて
は仕事は成立しませんし、設計や施工図の方も自分一人では仕事は完成させられません。
この【巻き込み力】を意識することで、自分一人で抱え込まずにいろんな人の協力を得ながら仕事を進めやすくなると思います。
ぜひ、実践してみてはいかがでしょうか?