コラム

2024.08.12

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

パリオリンピックが開催され、改めてアスリートの素晴らしさに気付かされました。

この一瞬のためにかけた、努力と時間、そして周りの協力があってこそ、その瞬間を迎えることができ

たわけです。

ですが、スポーツには必ず、勝ち負けや記録などの結果があります。

勝ち負けは関係ない、一生懸命な姿こそ美しいとも言いますが、やっぱり勝負の世界です。

勝つことや記録を出すことにこだわらないトップアスリートはほとんどいないと思います。

スポーツというものはフェアに競い合うからこそ、素晴らしいのです。

それはビジネスの世界でも同じ。

スポーツのようにわかりやすく、勝ち負けがあるわけではありませんが、建設であれば、プロジェクト

の完成に向け、たくさんの人が関わり、時間と労力をかけ、作り上げたとしても、一人一人の判断の甘

さや、管理監督する立場の人の判断が間違えていれば、最悪は作り直しということもあり得ます。

正しい判断をするためには、日頃からの学習と、経験が必要です。

これはスポーツも同じ。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

とは、プロ野球の 故 野村克也元監督の名言として有名ですが、負けるときにはそれにつながる必然的な

要因があるとの教えです。

スポーツというものは、実はビジネスの縮図のようなもの。

アスリートの凄さに感動するのと同時に、彼らや彼女たちが、どんな努力をし、そこにたどり着いたのか?

そして、勝った要因と負けた要因の違いは何だったのか?

特に負けた方については、自分に置き換えて、考えてみると気づきになる部分が結構多いのではないで

しょうか?

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